タイトルから明晰夢の話かと思ったが、実際には瞑想なんかの話がメインという印象。
二度寝による明晰夢の見方についても記載されているが、無敵の明晰夢と名付けるほどには深く明晰夢については触れられていない。
ただし、50年前の学生に聞いた夢の内容、現代の大学生に同じように夢の内容を聞いた調査ではほとんど同じというような興味の惹かれる話も結構多い。
明晰夢についてというよりも、夢や脳の捉え方について書かれた本と捉えれば悪くはない。
本書の中には夢が問題解決のサインを送ってくれるという記載があるが、実際に使えるのだろうか?
しかし少なからず夢に影響を受けたという人が歴史上にいるのも事実のよう。
「これについてヒントが欲しい」と思いながら寝る。これによりそのヒントが得られる可能性が高くなるらしい。
また、一見無関係に思えるような夢であっても、夢をメモしておくと意外とヒントが散りばめられていることもあるということなので、試してみたい。
本書の中で記載されている明晰夢の方法は2通りある。
- MILD(Mnemonic Induction of Lucid Dreams)法
- 朝、目覚めたら、夢を繰り返し思い出す
- 横になったまま再度眠りに戻りながら、「夢の中で自分が夢を見ていることを認識する」と自分に言い聞かせる
- イメージの中でリハーサルを行い、夢の中に戻った自分を視覚化し、「これが夢だと認識した自分」を想像する
- しっかりと意識できたと感じる、もしくはそのまま眠ってしまうまで2と3を続ける
- WILD(Wake Initiated Lucid Dream)法
- 目覚ましを使い、いつもより2〜3時間早く起きる
- 15分〜30分ほど起きていて、適当なところで再び布団に入る(MILD法を使っているとウトウトしてくる)
とにかく二度寝することで、明晰夢が起きやすくなるとのこと。
明かりがないような昔の時代、あるいは赤ちゃんの頃というのは多様性睡眠と呼ばれる睡眠方法をとっているらしい。
これは4時間眠り、2時間ボーッとしてからまた4時間眠るというような眠り方で、自然と二度寝しているような状態と言えそう。
現代人は一度にまとめて睡眠を取るが、これにより「夢」から離れてしまっているのかもしれない。
なかなか難しいかもしれないが、真剣に明晰夢を見たい、夢からヒントを得たいと思うのであれば、そういった睡眠のとり方も試していくのが良いのかもしれない。
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