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奇跡のようにお金が流れこんでくる シンクロニシティ・マネーの法則

引き寄せのような内容の本かと思ったが、円安やら物価高などが重なって色々と辛いご時世なので、何かしら得られるものがあればと思い読んでみた。
結果としては、うーん……という感じ。
本のジャンルと内容的に読書メータの方には登録しないので、こちらにのみ感想を記載。

初めの方を読んだときに感じたのは、根底に良いものが無料で手に入るようになっていくという考え方があるということ。
クリス・ アンダーソン著の「FREE」とかでも語られ、一時期持て囃されていたようにも思うが、今の時代を見渡してみると無料になってほしいものは無料になっていない。
無料になっているのは、割とどうでもいいものだったり、体験版のようにほんの少ししか触れないものばかり。
資本主義で動いている以上、本当に必要なものや良いものは無料にはならないだろう。
冒頭でも触れたが、現実はガス代、電気代、食料などの無くてはならないものが相次ぎ値上がりしている。
そういう理由もあり、早い段階で夢物語が語られるのだろうなと思ってしまった。

実際、読み進めてみると、自分の好きなことをやることでお金を得られる。
本当に好きなことしかやってはいけない。
嫌なことは他の人に任せる仕組みを作る。
というようなことが語られるが、好きなことをやってお金を稼ぐのはなかなか難しい。
またお金を稼ぐ方法を考えることが嫌いだったり、他者と関わることを好ましく思っていない場合は発展しないだろう。
そういった意味でも夢物語という印象から抜け出せなかった。

とはいえ悪い部分だけ語るのも何なので、良い部分についても触れる。
一つは自分の持っている富を自覚するという部分。
富というとお金のことを連想するが、例えば目が見えること、耳が聞こえることなども立派な富であるし、自由に電気が使えることなんかも富と捉えられるとのこと。
これについては確かに同意する。
多々不満があっても、不満があるまま過ごせるというのは、ある意味恵まれているのかもしれない。そういったことを自覚していくのは良いことだと思う。

もう一つは他人に富を分け与えることで、自分の富も増えるという考え方。
自己中心になりがちな世の中ではあるが、やはり他者と富を分け合いお互いに増やせるような良いサイクルを作るというのは、良い考え方だと思う。
もちろん無作為に富を分けるのではなく、この人と関われば自分の富を増やしていけると思うような相手を選んでいく必要はあるが。

だいぶ悪く書いてしまったが、少なからず得られる物もあったので、そういった意味ではこの書籍を通して自分の富が増やせたと言えるのだろう。
今後も自分の富を意識していきたい。

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